レオナルド・ダ・ヴィンチの作品『最後の晩餐』は
イタリアミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にあります
当時食堂だった壁に直接描かれたものでかなり大きい!

この絵を見るとサイゼリヤの壁を思い出すなあ~
と思ってたんだけど…
サイゼリヤの壁画は別の人が描いた『最後の晩餐』だそう
画像検索したら全然違う絵だった…(あれ?w)
波乱万丈すぎる壁画の歴史
テンペラという壁画に適していない板絵向けの技法で描かれたため、完成後から損傷が進行
テンペラは温度と湿気の変化に弱いのに、ここは食堂。
湯気で湿気むんむん、温度も変わりやすいですね;
絵の中央下には扉をつけるためになんと大きな穴が開けられる…!
そこにはキリストの足元が描かれていたようだけど、さようなら…
ナポレオン時代には馬小屋として使用。さらに損傷は進む…
ミラノの大洪水で壁画水没。
第二次世界大戦では建物が破壊!壁画は残ったが、屋根がなくなり雨ざらしに…
だけど今も残ってるこの壁画。
最強すぎ…!!!
もちろん何度も修復されているので完全オリジナルでは残ってないですが。
世界遺産検定の勉強しているときにこの絵の歴史を知って
すごい興味深くなって早く本物を拝見したかった…!
ついに『最後の晩餐』とご対面!!!

数枚の厳重なセキュリティドアを抜け
ついに現れました!!!!
完全この絵のために作られた空間って感じで
美術館で絵画鑑賞してるみたい。
もっと食堂っぽさがあるのかと思ってた;
キレイに修復されているので絵の損傷が激しかったことはよく分からないけど
中央に扉の穴があけられた形跡はがっつりですね…!
15分間の鑑賞時間はあっという間。
写真撮影はここ数年前から可能になったようで
時間いっぱい撮ってきました!

ツアーで来ている人たちにこっそり混ざって参加したら
ガイドさんが扉がつけられる前の完全オリジナルの絵の見本を見せてくれました
予約必須!チケットを入手するには?
チケットは10ユーロ
各回30名ずつ、15分間の時間制限
(※2019年5月現在)
2、3ヶ月前から予約開始されます!
が、すぐに予約がいっぱいになってしまいます。
キャンセルが出たからなのかたまにぽっと空いてたりもするけど
それもすぐに埋まる。。
日付が確定したらその日の予約開始日をチェックして、
開始日当日に予約するしかないですね…!
電話での予約も可能!(電話、言語が苦手な人には難易度高いかもだけど)
オンライン予約がいっぱいでも、電話だとまだ取れたりもするそう。
あとは観光ツアーに参加する方法があります
当日券で入れた奇跡…!
わたしはミラノに行くことがわりと急に決まったので、事前予約なんてのはもちろん無理!
オープンの朝8時15分ちょうどにチケットオフィスに行ってみました。
そしたら…

15時45分なら空いてるよ~
ってことで、すんなり買えました…!
ひとりだったからいけたのかと思いきや
そこにいた3人組も17時のチケットをゲットしていました。
予約できなくて諦めている人!
とりあえず朝一でチケットオフィスに駆け込みましょう~!

ちなみに絵があるのはこの教会内ではなく
左の小さい建物から入った先にあります。

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