テムズ川沿いに建つ世界遺産、ロンドン塔(Tower of London)
『女王陛下の宮殿にして要塞』なのです!!!!!
外から見るだけだと立派な要塞ですが、中に入るとちょっと不気味感が漂います…
いかにも幽霊が出そうな場所もいっぱいあったり…?!
歴史や見どころはもちろん、入場チケットについても紹介するよ
ロンドン塔の歴史
ロンドンを外敵から守るために建てられた城塞。
約20年かけて中心にある『ホワイト・タワー』が完成。
その後周囲の建物が増築され、全容が完成しました!

当時は真っ白な姿だったため『ホワイト・タワー』と呼ばれましたが
現在は…ベージュですねw
牢獄や処刑場としても使われました。

テムズ川とロンドン塔をつなぐ『反逆者の門』です。
「この門をくぐると生きては帰れない」と言われていたらしい。
1625年までは国王の宮殿であり、そのあいだ造幣所、天文台、銀行、王立動物園としても使われてきました。
黒い歴史と幽霊のうわさ
処刑された王妃
ヘンリー8世の王妃だったアン・ブーリン。
男子を産まないことにヘンリー8世が腹を立て、姦通罪の濡れ衣を着せて斬首刑にしました。
その後、首のない彼女の亡霊がロンドン塔内をさまよっているらしい…
現在でもその目撃情報があとを絶たないんだとか
消えた幼い2人の王子
父が死去し、わずか12歳で王位継承したエドワード5世。
弟のヨーク公リチャードとともにロンドン塔から姿を消しました。
その約200年後(1674年)ホワイトタワーの改修中に、階段の基礎部分から2つの子供の頭蓋骨と骨片が入った木箱を作業員が発見!
さらに約260年後(1933年)に遺骨の調査が行われ、2つの骨は血縁関係があり、窒息死ということが分かりました。
犯人は、王権を奪おうとした叔父のリチャード3世だと考えられています。
手をつなぐ2人の男の子の幽霊が目撃されているとか…
カラス
ロンドン塔では数羽の渡りカラスが飼育されています!

カラスがいなくなるとロンドン塔が崩れ、ロンドン塔を失った英国が滅びる
という言い伝えによるもの。
遠くまで飛べない(逃げない)ように、羽の一部を切られているそう。(動物虐待にならんのだろうか…)
塔を守る軍人さん

彼らは『ヨーマン・ウォーダー』というロンドン塔を守っている軍人さんです。
衣装がロンドンらしくて素敵…!!!
ヨーマン・ウォーダーは優秀なベテランの軍人しかなれないそうで、かなり風格があってかっこいいのです!
家族とともに敷地内に住んでいて、警備やツアーガイドなどをしています。
写真撮影も応じてくれるので、気軽に話しかけてみましょ~!
クラウン・ジュエル
戴冠式で実際に使われる王冠など、数々の王室の秘宝が拝めます!
写真撮影は一切禁止!
この見学がロンドン塔内で圧倒的に人気で、建物に入るのに行列ができていました。
30分くらい並んだかな…
建物に入ってから、メインの展示室にたどり着くのにも道のりが長い…
時間に余裕をもって並びましょ~!
最後にあるメインの展示ゾーンは動く歩道に乗って見学するので、通り過ぎたら戻れません。速度はゆっくりですが、そんなにじっくり見ていられないです。
劇も楽しめる!
敷地内にはいろんな衣装を着た役者さんたちがいっぱい!
あちこちでとつぜん劇がはじまります…!!!けっこう盛り上がっておもしろい。
劇をずっと見てたら、なかなか見学が進まなくて時間なくなるんだけどね。笑
入場チケット情報
チケットオフィス | オンライン | |
大人 | £27.50 | £24.70 |
子供 | £13.10 | £11.70 |
※2019年7月現在
オンラインは10%オフです!
⇒公式サイトはこちら
オーディオガイドもオンラインの方が安いので、オーディオガイド付きで購入することをおすすめします!
事前購入する必要はないです。
わたしは現地でオンラインで買って、窓口で画面見せたら紙のチケットがもらえたのでそのまま入場したよー。ちなみにその窓口はチケットオフィスとは別で、横らへんにありました。
オーディオガイドは日本語あり!
スマホみたいな端末で映像も見れてかなり分かりやすいし、情報満載なのでほんと借りて正解でした。歴史を深く知れるので、もっと楽しめること間違いなし!
日本語サイトでのチケット購入はこちらから

ロンドン塔はタワーブリッジを一望できたり、近代的なビルも見れたりして、景色が最高です!!!!
入場料高いけど、いちにち楽しめるのでぜひ行ってみてね!
ではっ
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